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佐藤健:清原果耶に「元ヤン?」 女優としての貫禄に「10代って本当ですか?」

 俳優の佐藤健さんが10月7日、東京都内で行われた主演映画「護(まも)られなかった者たちへ」(瀬々敬久監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに、清原果耶さんらと出席した。佐藤さんは、撮影現場での清原さんの堂々としたたたずまいや、物怖じしない様子を振り返り、「昔からそういう子供だったの? 先生に刃向かってたの? 元ヤン?」と質問。清原さんが「違います!」と否定すると、「違うんだ」とおどけていた。

 現在19歳の清原さんに対し、佐藤さんは「考えられないですね。20代中盤くらいの、主演作品を10本以上やってきてますっていう貫禄を、1年以上前の撮影の時から持ってらっしゃった」と振り返り、「本当に堂々とされるんですよ。監督や誰かに意見する時も、まったく物怖じしない。自分の演技の芯みたいなものを持っている」と絶賛。

 さらに「10代っていうのが信じられない。本当ですか?」と驚く佐藤さんに、清原さんは「現場でずーっと緊張しているんです。動かないくらい緊張してるのが、堂々としているように見えてしまっているだけ……」と照れくさそうに話していた。

 舞台あいさつには、瀬々監督も出席した。映画は、中山七里さんの同名小説(NHK出版)が原作。東日本大震災から10年目の仙台で、被害者を“餓死”させる連続殺人事件が発生。別の事件で服役し出所したばかりの利根(佐藤さん)が捜査線上に浮かび、刑事の笘篠(阿部寛さん)は、利根と被害者たちとの接点を見つけ出し、追い詰めていくが、決定的な確証をつかめない。やがて第3の事件が起きてしまい……というストーリー。清原さんはケースワーカーの円山幹子を演じている。

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