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佐藤健:「ただただ人相が悪かった」 容疑者役でヒゲ姿も

 俳優の佐藤健さんが10月7日、東京都内で行われた主演映画「護(まも)られなかった者たちへ」(瀬々敬久監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。殺人事件の容疑者役でヒゲをはやした姿も披露しており、「今までやってた役と何か変わると安心できるみたいなのがあるんです。ヒゲとか髪形とか変えたくなるんですよね。一つの拠(よ)りどころというか。私はまだまだなのでヒゲだとかに頼らせていただこうと思っております」と明かした。

 舞台あいさつには、殺人事件の被害者が勤めていた保健福祉相談所のケースワーカー役の清原果耶さん、瀬々監督も出席。この日は観客から事前に受け付けた質問にも答え、“役が抜ける”のにどのくらいかかったかという問いに、清原さんは「(役に)『入った』という感覚より、『抜けた』っていう感覚の方が感じづらいような気がしている」と回答。佐藤さんは「僕は入った感覚もない。分からないです。よく会う友達に、やっぱり『その役の時、違うね』って言われるけど無自覚なんですよね」と明かした。

 また、清原さんから「撮影中にすごくほっそりされていたイメージがある」と明かされると、「減量は意識してしてなかったと思うんですけど、ただただ、人相が悪かったよね。お互いにだけど」と笑い、「こういう役をやると人相が悪くなりますよね。そんなに体重は変わってないはずなんだけど、痩せて見えたのかもしれないです」と話した。さらに、清原さんについて「今すごい優しい顔されてますね」と話しつつ、観客に向かって「(劇中の清原さんの表情は)すっごいんだから!」と笑いながらアピールしていた。

 映画は、中山七里さんの同名小説(NHK出版)が原作。東日本大震災から10年目の仙台で、被害者を“餓死”させる連続殺人事件が発生。別の事件で服役し出所したばかりの利根(佐藤さん)が捜査線上に浮かび、刑事の笘篠(阿部寛さん)は、利根と被害者たちとの接点を見つけ出し、追い詰めていくが、決定的な確証をつかめないでいた。やがて第3の事件が起きてしまい……というストーリー。

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