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女優の前田敦子さんが10月12日、東京都内で行われたオムニバス映画「DIVOC-12(ディボック-トゥエルブ)」の公開記念舞台あいさつに出席した。コロナ禍の影響を受けたクリエーターや俳優を支援するプロジェクトから製作された作品で、前田さんは商業デビューとなった加藤拓人監督の「睡眠倶楽部のすすめ」で主演した。加藤監督や、映画を見た三島有紀子監督から演技を称賛されると「うふふ、うれしいです。ありがとうございます」と照れくさそうにほほ笑んだ。
加藤監督は「商業デビューの最初の作品に前田さんのような素晴らしい女優さんとご一緒できることは、そうそうない。お芝居も含めて、主人公の女性にぴったり。たたずまいも含めて現場でもずっと主人公でいてくれた」と感謝。三島監督も「こんなにつぶさに体現してくれるんだと思った。前田さんがやってくれてよかった」と語った。
同プロジェクトには「新聞記者」(2019年)の藤井道人さんや「カメラを止めるな!」(2018年)の上田慎一郎さんら12人の映画監督が参加。12本の短編映画で構成されており、横浜流星さん、松本穂香さん、清野菜名さんらが出演している。
前田さんが演じたのは、ストレスにより眠ることが困難になった人が集まる「睡眠倶楽部」で暮らす透子。加藤監督の現場は「細かいところまで目が行き届いていた」といい、「これまでたくさんの監督を支えてきたと聞いていたので敏腕助監督さんだったんだろうな、さすがだなと感じました」と回想。また「台本にはセリフが少ししかなく、ボソボソとしゃべるくらいだったけど、台本からすてきな雰囲気が伝わってきた。撮影が楽しみだった」と振り返った。
さらに同プロジェクトについて、「すてきな才能がある若い方が(世に)出る登竜門になったらいい。第2、第3弾とまだまだ続いてほしい。新人監督さんとご一緒できる機会があったらうれしい」と継続的な支援を願った。
舞台あいさつには映画監督の山嵜晋平さん、齋藤栄美さんも参加した。