佐々木希：朝ドラ初出演で「大変光栄」　芸能事務所の社長令嬢役に

　女優の佐々木希さんが、NHK連続テレビ小説（朝ドラ）「カムカムエヴリバディ」に出演する。朝ドラに初出演する佐々木さんは「幼い頃から当たり前のように見ていた朝ドラに、自分が出演できることになり大変光栄です」とコメント。佐々木さんは、芸能事務所の社長令嬢・笹川奈々を演じ、関西ジャズコンテストでジョー（オダギリジョーさん）と、トミー（早乙女太一さん）のトランペットに興味を持つという役どころ。

　佐々木さんは奈々について「仕事をまっとうしようとするプロ意識の高い、一本筋の通った女性です」と説明。「勘違いされやすく鼻につくタイプに見えるかもしれませんが、その心の奥には優しさが隠れており、すてきな女性だなと思いました」と話している。

　「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ初の3人ヒロインの作品で、上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんがヒロインを演じる。昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代を描く。上白石さんが祖母の安子役、深津さんは母・るい役、川栄さんは娘・ひなた役として出演する。

　佐々木さんは、23日から放送がスタートした大阪編に出演。大阪編は、深津さんがヒロインのシリーズで、俳優の風間俊介さんも出演する。風間さんは、るいが働くクリーニング店の客で、弁護士の卵の片桐春彦を演じる。

　朝ドラの政策統括を務める堀之内礼二郎さんは「風間俊介さん演じる片桐春彦、そして佐々木希さん演じる笹川奈々も、るいの人生に大きな影響を与える人物です」としている。