深川麻衣：振り袖姿で古典芸能に挑戦　和の世界「いい意味で鳥肌」　きょう「にっぽんの芸能」

　女優の深川麻衣さんが、1月1日正午から放送される「にっぽんの芸能　新春スペシャル」（NHK・Eテレ）に出演する。尺八や狂言などの古典芸能に挑戦し、「昔から和の世界に触れると、いい意味で鳥肌が立つというか、かっこいい」とコメントを寄せている。

　放送では、狂言や糸あやつり人形、尺八など正月にふさわしい演目に出演者が挑戦し、見るだけでは分からない「古典の技」を体感する。

　深川さんは「狂言の体験では、風で体が吹き飛ばされるという動きに挑戦しましたが、『吹き飛ばされる方の演技で、風の強さが表現される』とおっしゃっていて納得しました。風って目に見えないですけど、動きを見てお客さんに想像してもらうことができるので、奥が深いと思いました」と話す。

　さらに「今まで古典芸能に触れる機会が無かった私と同世代の方も、きっとこの番組を見たら『気軽に楽しめるものなんだ』とか、『自分も見に行ってみようかな』など、入り口になるんじゃないか」と語る。

　ゲストには深川さんのほか、狂言師の野村萬斎さん、野村裕基さん、タレントのいとうせいこうさん、尺八奏者の辻本好美さん、江戸糸あやつり人形遣い師の結城孫三郎さんも出演。司会は俳優の高橋英樹さん、同局の中條誠子アナウンサーが務める。