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ホラン千秋:プライベートでは「甘えたがり」 大切な言葉はメモして「言葉貯金」に インタビュー後編

 キャスターを務めるニュース番組「Nスタ」(TBS系、月〜金曜午後3時49分)では、キレのあるトークとサバサバしたキャラクターで大人気のホラン千秋さん。2021年を振り返りながら、プライベート、2022年に挑戦したいことなどを聞いた。(取材・文/服部広子)

 ◇落ち込みやイライラはおしゃべりで発散

 カラッとした明るさで番組を盛り上げるホランさん。取材中も終始冗談を言っては周囲をなごませてくれるが、自分が落ち込んだときはどのように発散しているのだろうか。

 「マネジャーさんや友達に話したり愚痴ったりして発散します(笑い)。話しているとなんか笑えてくるんですよね。自分の中にため込んでしまうよりも、ネタにして笑いしたほうが“成仏”するんです。

 怒りの場合もそう。イライラのメーターが上がったらおしゃべりで怒りを排出する、の繰り返しで。私にとっておしゃべりはとても大事です」

 また、いちばん元気をもらえるのは、「言葉」だという。

 「悩んでいるとき、不思議と自分が求めている言葉に出会うんですよ。ドラマのセリフであったり、友人の言葉の中であったり、本の一節であったり。本当に不思議なんですよね。例えば、思い出すのは、東京都知事の小池百合子さん。

 以前、Nスタにゲストで出演してくださったとき、帰り際に『あなた頑張っているわね。そのままでいいのよ、自信を持ってやりなさい』と声をかけてくださった。

 こちらから何かを言ったわけでは全くないんですけど、たまたま自信を失くしていたときで。そういうタイミングで、ふと言葉が降ってくる時があります。その時の自分に必要な言葉をいただいたような気持ちになりました」

 ◇言葉を読み返して元気をもらう

 悩める自分を励ましてくれた数々の言葉は、ノートに書き留めておくことを習慣にしている。

 「“言葉貯金”みたいに、生身の人の言葉はもちろん、本の一節やドラマのセリフでも、自分が探していた言葉や心に留まる表現を見つけると記録するようにしています。

 現場の女性マネジャーが、『ゆっくりゆっくり、絶対大丈夫です』って書いてくれたときのポケットティッシュの外側のビニールとか、スタッフさんにもらった付箋も捨てずに取ってありますね。

 折に触れては見直して、『あのとき、こんなふうに励ましてもらったなあ』と思い出したり、元気がないときに読み返したりして元気をもらっています。

 言葉って、いったん口から発すると消えてなくなっちゃうので、忘れないように書いて残すということをすごく大事にしています」

 ◇距離感は近め 意外な素顔

 クールビューティーでありながら、SNSでは“映えない”手づくり弁当画像を投稿し、その飾らない性格が魅力的。気になるプライベートは「テレビを見て、ゲームをして、マンガを読んで……」とかなりのインドア派だ。

 「正直、プライベートでやりたいことは今、全部できているんですよ。コロナ前もコロナ後もベースがステイホーム人間なので(笑い)。でも旅行は大好きなので、コロナが落ち着いたら旅行には行きたいかな」

 また、人からよくサッパリした性格に思われるが、「実はプライベートでは女子っぽい」と素顔も明かした。

 「自覚があるわけでも、意識してるわけでもないんですけど、そう言われることがあります。ただ、可愛らしいというわけじゃないです。一言で面倒くさい(笑い)。女友達と一緒に歩いているときも、結構ひっついて歩いていますし、距離感は近めかも。甘えたがりなのかな」

 ◇取材したい人は韓国ドラマのあの人たち

 最後に、2022年に仕事でやってみたいこと、挑戦したいことを聞いた。

 「これまで、目標を掲げてもあまりうまくいかないタイプでした。なので、求められたものに応えることで次につなげていければ、おのずといつの間にか行きたい場所にたどり着いているんじゃないかなあと思っていて。

 それこそ、日曜劇場のナレーションも夢の一つではあったので、今年はそれを糧にまた新たなナレーションなど声の仕事にも挑戦していきたいと思います。

 さらに、取材したい人について質問すると、韓国ドラマ観賞が大好きなホランさんらしい人選だった。

 「韓国の俳優さんだったら、いくらでもいますよ! ナム・ジュヒョクに始まり、ソン・ジュンギ、ロウン、チョン・ヘイン、チャン・ギヨン、パク・ヒョンシク、コン・ユ……あれ、もういいですか?(笑い)。麗しいものを見ていると心癒やされるじゃないですか。これはもはや夢っていうか妄想というか、願望です! もしも、取材に行くことがあったら、助手でいいのでぜひ連れていってください! 水を渡す係でもなんでもしますから(笑い)」

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