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女優の宮沢りえさんが1月8日、東京都内で行われた、公開中のコメディー映画「決戦は日曜日」(坂下雄一郎監督)の公開記念イベントに登場した。親の地盤を引き継いで衆院議員に立候補するやる気満々の世間知らずな令嬢・川島有美を演じた宮沢さんは、お気に入りのシーンを聞かれると「炎上系ユーチューバーの方が、私(有美)を炎上させようとインタビューに来たときにぶちぎれるシーンがあったけど、なんかちょっと気持ちよかったなー」と言い、「すごくスカッとするシーンでした」と笑顔で振り返った。
今回、本格コメディー映画に初出演した宮沢さんは、「笑うことは体にいいと思っていて、積極的に笑うようにしています」と“笑い”への考えを説明。今年の初笑いを聞かれると、「年末に出かけていて。年始(年が変わる瞬間)は家で迎えたいから急いでタクシーをつかまえて帰ろうと思っていたら、まったくつかまらず。閑散とした街灯もない住宅街でお正月(新年)を迎えて……(寒くて)ガタブルしながらお正月を迎えた瞬間に『今年はこういうスタートだな』と、おかしくなって笑ってしまいました」とエピソードを披露。「笑いってああいうときに起こるんだなと。ギャップがあるところでおかしさって出てくるのかなと思いました」と語っていた。
イベントには窪田正孝さん、赤楚衛二さん、坂下監督も出席した。
映画は、とある地方都市で強い地盤を持ち当選を続ける衆院議員・川島昌平の私設秘書を務めていた谷村勉(窪田さん)が主人公。川島が病に倒れ、衆議院も解散し、後継候補として川島の娘・有美(宮沢さん)に白羽の矢が立てられる。谷村は有美の補佐役として業務にあたることになるが、政界にはびこる古くからの慣習に納得できない有美は選挙に落ちようとある行動を起こす……というストーリー。