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小松菜奈:菅田将暉との結婚後、初の公の場で涙 「この日を迎えられて幸せ」 主演映画ジャパンプレミア

 女優の小松菜奈さんが1月24日、東京都内で催された、坂口健太郎さんとダブル主演を務める映画「余命10年」(藤井道人監督、3月4日公開)のジャパンプレミアに坂口さんら共演者と出席した。昨年11月に俳優の菅田将暉さんとの結婚を報告した小松さんが結婚後、公の場に登場するのは初めて。コロナ禍で約1年に及んだ撮影を振り返って「この企画のお話をいただいてから、本当に……」と言葉につまって涙した。

 続けて「本当にいろんな物語があって、こうして完成できたこと、今ここに立っていることをうれしく思います。感無量というか、本当にこの1年、皆で前を向いて生き続けた1年、映画『余命10年』が、これからたくさんの方に届いてほしいと心から願っています。この日を迎えられてとても幸せです」と語った。

 撮影終了後の心境も振り返り「茉莉(まつり)という役を演じ終えた後は、抜け殻状態だった。すごい燃え尽きたな、という気持ちが大きかった。すぐには次の仕事に進めないくらい、不思議な時間でした。自分の人生と役の人生が両方重なって、二つの人生を歩み続けたという役は、今までなかったので、すごく大好きな現場でした。ここにいる皆さんと、一つの大切な作品を作れたのは、自分にとってかけがえのない宝物になりました」と話した。

 坂口さんも「撮影しているときは、すごく宝物のような時間でした。本当に生ききったな、と。完成したものを見ても、自分でもここまで感情があふれることがあるんだなと驚きはした。この作品は、茉莉ちゃんや周りの方々の愛にあふれた作品になったと思います」と胸を張った。

 映画は、2017年に刊行された小坂流加さんの同名小説が原作のラブストーリー。20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉(小松さん)と、生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人(坂口さん)が同窓会で再会。2人は惹(ひ)かれあい、ありふれた毎日が輝き出す。思い出の数だけ時間は失われ、彼らが最後に選んだ道とは……という物語。

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