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ダレノガレ明美:保護猫を預かるボランティア始める 「『幸せになってね』って送り出している」

 タレントのダレノガレ明美さんが、2月2日にJR新大久保駅ビル(東京都新宿区)にオープンした期間限定カフェ「Tasty for Cats ねこのいない、ねこカフェ」のアンバサダーに就任し同日、同店で行われたプレス向け発表会に出席した。昨年末から、家や飼い主がなく、動物保護施設や個人宅で一時的に保護されている「保護猫」を預かるボランティアを始めたダレノガレさんは、世話した保護猫は「自分の子のよう」だといい、「『幸せになってね』って送り出して、(里親の)SNSを見て癒やされています」と話した。

 保護猫を預かるボランティアは、里親が見つかるまで保護猫を預かって世話をする。子猫から成猫までおり、期間は数日から数年までという。

 ダレノガレさんは現在、2匹目の保護猫と飼い猫5匹と暮らしている。1匹目は8日間世話し、里親へ。2匹目は預かって10日目で、あと数日で里親に引き取られる。

 ボランティアをする前から、自身のSNSを通して保護猫について情報を発信。保護猫の施設と関わりがあったことから、ボランティアの声がかかったという。これまでの経緯を「『同じ命なのに毎日、こんなに猫が殺処分されているの?』とニュースで知って驚き、何かやっていかなきゃという気持ちになって、発信できることは発信したり、ボランティアに参加したりするようになった」と明かした。

 保護猫を預かるボランティアに興味がある人へのアドバイスを求められると、「猫ちゃんって環境が変わると体調を崩しやすい。そういう(体調)面を見て対応してあげていると自分から甘えてくれたりもする。人間に何かされた子(猫)もいるので、愛情を込めて一緒にいてあげるのがポイント」と語った。

 この日は、ダレノガレさんが2020年11月から一緒に暮らしているという愛猫メイちゃんのパネルも登場。当時は子猫で道端で弱っていたところを保護され、ダレノガレさんが引き取った。「病院に連れて行ったら、『あと数日生きられるか生きられないかっていうすごく重要な時期だから、とにかく温めてあげてください』と言われて、1日2時間おきくらいにごはんをあげて温めて、ここまで成長しました」と話した。

 カフェは、保護猫活動の認知と理解、活動資金の募金活動を目的として3階のシェアダイニング「Kimchi,Durian,Cardamom,,,(キムチ、ドリアン、カルダモン、、、)」にオープン。ダレノガレさんが同店のメニューやグッズ開発のプロデュースを手がけた。猫をテーマにしたパンケーキやドリンクなどを提供する。保護猫活動の資料が展示され、猫関連のグッズを販売する。収益の一部が「アニマル・ドネーション」を通じて保護猫活動に寄付される。

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