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Netflixシリーズ「金魚妻」に出演し取材に応じた岩田剛典さん(左)と篠原涼子さん
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Netflixシリーズ「金魚妻」に出演し取材に応じた岩田剛典さん(左)と篠原涼子さん

篠原涼子&岩田剛典に聞く:「私だけじゃないんだ」と思ってもらえたら 地上波では難しいことにも挑戦 Netflixで禁断の愛

 女優の篠原涼子さんが主演を務め、妻たちの禁断の愛を描いたNetflixシリーズ「金魚妻」。2月14日に全世界独占配信が始まる。篠原さん演じる「金魚妻」のほか、「外注妻」「弁当妻」などさまざまなコンプレックスや悩みを抱えた女性たちの本音が赤裸々に描かれる作品。主人公の平賀さくらを演じた篠原さんと、さくらと恋に落ちる春斗を演じた岩田剛典さんにお互いの印象や撮影秘話などを聞いた。

 ◇「金魚妻」と出会えてうれしかった

 黒澤Rさんの同名マンガが原作。夫の暴力から逃げるように家を飛び出したさくらは、金魚店を営む春斗とひかれ合い、やがて一線を越えてしまう。それは刹那(せつな)的な恋なのか、運命の恋なのか。美しくもはかないラブストーリーを2人は繊細、かつ情熱的に演じた。

 ――刺激的な描写も多い作品です。出演を決めたポイントは。

篠原さん:いちばんの理由は、地上波では難しいこと、やったことがない作品だったということです。日本の作品として、世の中にお届けできる挑戦的な作品はないかと思っていたところにお話をいただいて「これだ!」という感じでした。「金魚妻」と出会えてうれしかったし、ありがたいなという思いでお引き受けしました。

岩田さん:僕も同じ理由です。Netflixの作品は世界のユーザーに見ていただけて、今回のような攻めた作品を作ることができる。僕自身、初めてのチャレンジや体当たりで臨んだシーンもありましたけれど、見た方にもそれが分かっていただける題材だったので、とても挑戦しがいがありました。

篠原さん:日本の文化を世界中に伝えられますし、この作品を通して日本にはこういう俳優がいるんだということも広がったらいいなと思います。日本は、今こういう作品を世に送り出したいんだ、こういう表現が見せられるんだとアピールしたいという気持ちも強いかな。

 ――お互いが相手役だと知ったときはどう思いましたか。共演の感想も教えてください。

篠原さん:春斗にピッタリだと思いました。岩田さん以外、この役に合う人は誰もいないっていうくらい。岩田さんが春斗だったら、さくらはこう演じようかなとどんどんイメージが膨らみました。

岩田さん:僕はもう、恐れ多いというか……。これまでも共演した作品はありましたけど、がっつり組ませていただくのは初めてだったので、篠原さんの胸を借りるつもりでやりたいと思いました。篠原さんって、いつなんどきも全く表裏のない方なんですよ。お芝居もしやすかったですし、とても楽しくて。

篠原さん:岩田さんは仕事に対してとてもプロ意識の高い方。(作品への)姿勢を見ていたら、自分も背筋をシャンと伸ばさないといけないと痛感しました。こんなふうに自分を表現されるんだと目を見張ることもありましたし、とても真剣にものづくりに取り組む方だと感動しました。

 ◇初めてのキスのシーンが印象的

 ――さくらと春斗が水槽越しに見つめ合うシーンや、浴室で春斗がさくらの頬を優しくなでるシーンなどが予告映像や写真で公開され、話題を呼んでいます。共演シーンで大切にしたことは。

岩田さん:物語が進むにつれて、さくらと春斗はよりせつなく苦しい思いをしていきます。そこに至るまでのストロークは、わかりやすく楽しく見せようと意識しました。いろいろ頭で考えるのが後半だとしたら、最初の出会いからデートの場面は頭を空っぽにして、ただ楽しもうという感じ。

 鮮明に覚えているのは、浴室で初めてキスをするシーンです。2人にとって一つのターニングポイントだったので集中して臨みました。

篠原さん:私も印象的なのは、そのシーンですね。初めてキスするときは、さくらとしてのドキドキ感もあれば、私としてのドキドキ感もありました。(撮影期間の)後半で撮ったこともあって、いやが応でも気持ちが盛り上がりましたし、素直な気持ちで役に入れた感覚がありました。それがとても印象的でした。

 ーー岩田さんは裸体を惜しげもなく披露されています。

篠原さん:ステキな筋肉でした。彫刻のように刻まれた筋肉で、「美しい」以外にどんな言葉が出てくるだろう? という感じでした。

岩田さん:そう言っていただけると安心します。脚本がくるまでは、原作のマンガを読んだ印象もあって、脱ぎっぱなしの役なのかな? と思っていたんですよ。ドラマ化にあたってはそれほどでもなくて、ちょっとホッとしました(笑い)。

 ◇二人が思う魅力的な人とは

 ――「金魚妻」にはコンプレックスや悩みを抱えながらも魅力的な女性たちがたくさん登場します。お二人が魅力的だと感じる女性は。魅力的だと感じる男性についても教えてください。

篠原さん:私が魅力的だなと思う女性は、しぐさがキレイな人です。幼いころから、しぐさのキレイな人って女性らしいし、品があって、同性から見ても魅力的だなと思っていました。自分自身が下世話な人間なので余計にそう思うんです(笑い)。外見の美しさは内面からでますからね。

 憧れるのは自分のことよりも人のことを考える男性。ただ、人を優先しても、自分自身のこともちゃんと好きでいて大事にすることも忘れちゃダメですよね。それと、異性から憧れられる人がいいですね。

岩田さん:魅力的だと感じる女性は価値観が合う人です。食の好みや金銭感覚もそうですし、近いものを感じるって、とても大事だと思うんですよね。表面的なことじゃないので、なかなかわからないけれど。

篠原さん:そうだね、いちばん大事かも。

岩田さん:価値観が同じ女性だったら無理せずにいられるからいいなと思います。最近、友達とよくそういう話をするんですよ。「誰と一緒にいるときに自然体でいられるのか」とか、「恋人と一緒にいるときの自分が好きだから、その人が好き」というのはあるよねって。

 それと、やっぱり頑張っている女性にひかれますね。頑張ることがある人からは自分も刺激がもらえるし、すてきだなと思います。

 男性は、仕事を頑張っている人がカッコいいですね。20代は若さとか、ほかの魅力を感じてもらえるかもしれないけれど、30歳を越えたら仕事に生きたほうが断然カッコいい。そういう男って、いろんなものを越えてきているので人間としてぶ厚いんじゃないかなと思います。

 ――この作品を見る女性へメッセージを。

篠原さん:この作品を見たときに、「私だけじゃないんだ」「私もいいんだ」という気持ちになってくれたらいいなと思います。あとは、一人でこっそり、ゆっくり、息抜きをするときに見られる作品でありますように。

岩田さん:そうですね、刺激的な作品だと思いますので、お一人で見ていただくといいのかも。のぞき見するようなシーンもあるし。

篠原さん:パートナーも一緒に見てくれたら、もっといいかもしれないですね。

岩田さん:見るときに音量を上げていると恥ずかしいことになるかもしれないので、音量には気をつけてください(笑い)。こういう攻めた作品ってあまりないですし、楽しみにしてくださっている方々の期待を裏切らない作品になっていると思います。

(取材・文/服部広子)

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