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女優の池田エライザさんが、自身の音楽活動名義である「ELAIZA」として2月13日、東京都内で行われた米映画「ライフ・ウィズ・ミュージック」(2月25日公開)のプレミア試写会に登場し、主題歌を生歌唱した。生きる希望を失っていた女性が周りの人々の助けによって居場所を見つけていく映画の内容にちなみ、苦しいときに救ってくれた人を聞かれると「家族」を挙げ、「自分の人生のささやかな幸せは家族とともにあるのかな」と笑顔で語った。
家族との関係について「姉のような母とは仲が良く、母はとてもたくましい」と切り出し、中学生時代のエピソードとして「弱音を吐くと『くだらないこと言わないで』と言われて厳しいと思ったけど、振り返ると『そんなことを言っていないで前を向いて頑張りなさい』という愛情も含まれていたのかなと思う」と告白。「なにげないときでも母に相談します」と頼れる存在であると話した。
兄2人と弟1人とも仲が良いといい、「きょうだいの初デートのときは、きょうだい総出でアドバイスをしたことも」と仲良しぶりをアピールしていた。
映画は、ステージでは素顔を見せない“顔なきポップスター”として知られる、シンガー・ソングライターのSia(シーア)さんの初監督作。自らの体験を基に、原案・脚本・製作・監督を務めた。
イベントでは同作の主題歌「Together」の日本版カバーソングを歌うELAIZAさんが、同曲を生歌唱。歌う前にオファーを聞いたときの心境を聞かれると、「ちょっとよくわからなかった。規模が大きすぎてパニックになりました」とちゃめっ気たっぷりに振り返った。
軽快かつ情感たっぷりに歌い上げ、歌い終わるとピースサインを出して照れ笑い。「この曲を日本語に直してくださったときに、すごく使命感を感じました。Siaが書いた曲はもちろんすてきですが、日本語が持つ魅力、優しさや気づかい、音の柔らかさなどに感動しました」としみじみ。続けて、「家で聴いていても友達とか大切な人たちとか応援してくれている人たちのことを考えたりして、ポジティブな気持ちになれる。大切な曲になりました」と語った。