羽生結弦選手：北京五輪、14日の会見を収録　書籍が発売前に重版

　フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦選手の写真や記事で構成する書籍「AERA増刊『羽生結弦　進化の原動力』」（朝日新聞出版、1200円）が2月17日に発売された。北京五輪のドキュメントなどを収録したもので発売前に重版が決まり、14日に北京で行われた記者会見の一問一答も収録した。

　同社によると、同書の発売が決定したのは8日、北京五輪で同競技の男子シングルSP（ショートプログラム）が終了した直後だという。11日に発表したところ、予約が殺到し、重版が決まった。その後、羽生選手が北京で記者会見を開くという情報を得て、会見の模様を収録する体制を整えたという。

　同書は、北京五輪のSP、FS（フリースケーティング）の当日を追いかけたドキュメント、2018年の平昌（ピョンチャン）五輪以降の4回転半に挑み続ける姿、羽生選手自身が4回転半ジャンプについて語ってきた言葉などを掲載した。