「徹子の部屋」に出演する松島トモ子さん=テレビ朝日提供
女優の松島トモ子さんが、2月18日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)に出演する。松島さんは昨年みとった母への思いを語る。
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4歳で映画デビューした松島トモ子さん。二人三脚で支え続けてくれた母・志奈枝さんが100歳で亡くなったのは昨年10月4日。松島さんは95歳で認知症を患った母を5年以上自宅で介護した。介護生活のあまりのつらさに、朝起きて母の息が止まっていれば……と思う日もあったというが、母の死から4カ月が過ぎた今、寂しくて仕方がないと感じていると明かす。
亡くなる前日、パッチリ目を開け「怖い」と言う母を抱きしめ眠った。翌朝、母の冷たい頬に驚いて起きたという。「ママ起きて!」と呼ぶも、腕の中で母は旅立っていたと振り返る。
その後、初めての喪主となった葬儀では大波乱もあったのだとか。最後に見た母は、胡蝶蘭で埋め尽くされ、ウエディングドレスをまとったような姿だったという。新婚半年で出征し、シベリア抑留で亡くなった父の顔は知らないという松島さん。再婚もせず、亡き夫を思い続けた母を「やっと父の元に返せた」と語り、現在の思いも明かす。
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