阿部詩選手：「一人の女性、一人のアスリートとして」　自分の体を知る大切さ語る

　東京五輪柔道女子52キロ級金メダリストの阿部詩選手が登場する、女性のよりよい生き方をデザインするプロジェクト「W society」の特別動画「＃私を知ろう」が3月3日、公開された。阿部選手は「一人の女性として、一人のアスリートとして、自分自身の体を知るということはとても大切なことだと、日々生活しているなかですごく考えていることです」とコメントした。

　「未来のために」自分を知ろうと呼びかける阿部選手は「今の状態を知らないと、先にはつながっていかないと思います。未来というとすごく大きいもののようですが、未来のためには、しっかりと今の自分自身の状況を知ることが大切だと思います」と語っている。

　3月5日から、国際女性デーである3月8日まで、「W society」は「女性のカラダと心の今を知り、学ぶきっかけ」をつくるキャンペーン「W week」を開催。動画は同キャンペーンの一環で、映画監督の河瀬直美さんが監修した。

　女優の鈴木保奈美さん、人気番組「テラスハウス」に出演していたモデルの島袋聖南さんら計21人の女性が登場し、自分を知ることの大切さを発信する。そのほか、キャリアやヘルスケアに関する無料のオンラインセミナーなども開催される。

　阿部選手は、島袋さん、モデルの長谷川ミラさんとともに、昨年10月から「W society」のアンバサダーを務めている。