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小芝風花:今年25歳「結婚したい相手に出会えるのは楽しみ」 成長する役を演じ「自分もこのままじゃだめ」と変化

 女優の小芝風花さん主演で2020年7月期に放送されたドラマ「妖怪シェアハウス」(テレビ朝日系)の続編「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪(かい)-」(同、土曜午後11時、初回は1時間スペシャル)が4月9日から放送、6月には映画も公開される。4月に25歳を迎える小芝さんに結婚観や通い始めたジム、元気の秘訣(ひけつ)について聞いた。

 ◇成長する役を演じ「自分もこのままじゃだめ」

 前作は、小芝さん演じる目黒澪が、恋をしたダメ男が原因でお金も仕事も住まいも奪われ、妖怪たちが住むシェアハウスにたどり着き、彼らと関わりながら成長する姿を描いた。最終回では、妖怪たちと過ごすうちに始まってしまった澪の妖怪化を止めるため、人間との結婚を目指して奔走するも、澪は「妖怪ヒラキナオリ」として自分の好きなことをして生きるという選択をした。

 「澪も、私も周りの目が気になるタイプ。今は自分の意見を言えるようになってきましたが、昔は嫌だなと思ったこともため込んで、母に話を聞いてもらってガス抜きしていました」と役柄との共通点を話す。

 妖怪たちと過ごすうちに成長した澪。小芝さんも芸能界に入り、さまざまな役を演じて変化したという。前作が放送された2020年は「書類を男にしただけで」(TBS系)、2021年は「モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜」(テレビ朝日系)、「彼女はキレイだった」(カンテレ・フジテレビ系)など、多数のドラマで主演を務めた。

 「妖怪シェアハウスもそうですし、ちょうどそのあたりで成長する役を演じることが多くて。自分もこのままじゃだめだと思うようになりました。ここ2年ぐらいで、少しずつ(言いたいことを)言えるように、言うようにしていった。作品から勇気をもらいながら、自分のやりたいことや意見を伝えることって大事だと思うようになりました」

 ◇結婚も母親になることも楽しみ

 「子供の頃は25歳で結婚して、28歳ぐらいで子供を産んで……って思っていましたね」と小芝さん。4月で25歳を迎えるが「今すぐ誰かの妻になれる自信もなければ、あと3年で母親になれるほど大人でもないと思うので」と、想像していた姿とは違うようだ。「結婚願望はあるので、結婚したいと思える人と出会ったり、子供を産んでお母さんになりたいと思う時がきたり、そういう瞬間がいつか来るのだろうと思うと楽しみです」

 子育てしながらも仕事は続けたいといい、「自分の家族にも、旦那さんや旦那さんのご家族にも、子育ては協力してほしいと思いますね。甘える気満々です!」と話す。昨年はラジオ番組「こどもに読んでもらいたい本を声に出して読んでみた」(ニッポン放送)で児童書の朗読に挑戦した。「絵本を読むことが楽しいと知りました。自分の子供ができたら感情を入れて読み聞かせできたらいいなと思っています」と夢を膨らませる。

 ◇元気の秘訣は小さな楽しみをつくること

 昨年からジムに通い始めたというが「運動は大嫌いです」ときっぱり。小学校3年から中学校2年までフィギュアスケートに打ち込み、「(フィギュアスケートで)一生分動いたと思っていて、もう絶対に動かないと思っていました。でも20代半ばになると、何もしないと体つきが変わってきちゃって。多少の運動はしないと」と、ジムに通い始めた理由を話す。

 多忙なスケジュールをこなしながらも、いつもはつらつとした印象の小芝さん。元気の秘訣を聞くと「楽しみをつくることです」という答えが返ってきた。「大きいことじゃなくても、近所のご飯屋さんに行こうとか、友達と会うとか、この日はいっぱい飲んじゃおうとか。そういう予定を立てておくと、私は頑張れます」

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