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北川景子:子供4人を抱える母親役に「私には目からうろこの明るさ」 二宮和也と初共演

 女優の北川景子さんが、人気グループ「嵐」の二宮和也さんが主演する映画「ラーゲリより愛を込めて」(瀬々敬久監督、12月9日公開)に出演する。二宮さん演じるシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった山本幡男の妻で、4人の子供の母・山本モジミを演じる。2人は今回が初共演。

 同作は、第2次世界大戦終了後、60万人を超える日本人が不当に抑留された強制収容所(ラーゲリ)が舞台。絶望に打ちひしがれる中、生きることへの希望を捨てなかった 幡男と、離れ離れに暮らす妻と4人の子供の物語を、実話を基に描く。ティザービジュアルと30秒の特報映像も公開された。

 北川さんは自身が演じるモジミについて「子供が4人もいる戦後の生活は決して楽ではなかったと思いますが、持ち前の明るさと大らかさで、教員の仕事もこなし、家事(苦手だったようですが)も義母の助けを得ながら一生懸命にやられていたそうです」と説明。「なんて前向きで、強い人なのだろう、私も同じ状況で同じようにポジティブに考えられるだろうか? 家庭と仕事の両立で切羽詰まっていた私には目からうろこの明るさでした」と思いをはせた。

 また、「脚本を読んで、終戦後10年が過ぎてもダモイ(帰国)への希望を捨てなかった男たちの、故国への、妻への、子供への、母への、それぞれの思いに胸が締め付けられました。どのような厳しい状況に置かれても、明るく、前向きに、諦めないこと、生きる希望を捨てないこと。それはとても難しいことだと思います。幡男さんの言葉の一つ一つは、現代の社会で生きる私たちにも必要な教えばかりでした」といい、「愛にあふれた温かい物語です」と話した。

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