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女優の杏さんが、WFP国連世界食糧計画(国連WFP)の親善大使に就任し、7月14日、東京都内で会見した。3人の子供をもつ母親でもあることから、子供が好きな料理を聞かれると「豆腐とか納豆とかが好き」としつつ、「野菜を置いておくと、そのまま食べちゃう」と笑って明かした。
「小さい頃は、切って小さくしてあげていたけど、(今は)観察させて、丸かじりさせる。『ピーマンってこういうふうになって、こういうふうに種があって……』と面白がって楽しみながら食べてくれる。料理かと言えば料理ではない(笑い)。そういう、そのままの食材を食べる機会をたまにもうけています」と話した。
また、「食べたことがないものを食べられる機会があれば、積極的に食べさせてあげたい。無理して『食べなさい』と言うのではなくて、初めての経験を積極的に与えてあげたい」と話した。
国連WFPは世界の飢餓をゼロに近づけるために120以上の国と地域で活動。災害や紛争時の緊急支援、栄養状態の改善、学校給食の提供などが柱となっている。各国の政府の拠出金や、企業、団体、個人などの寄付金でまかなわれている。
杏さんは日本における活動に協力することで、支援の輪を広げる。同機関との初めての取り組みとして、ナレーションを務めるCMの放送が今月1日に始まった。
この日、杏さんは同機関が提供する給食の再現メニューを試食した。モルドバ共和国との生中継も行われ、ウクライナからモルドバへ避難している人々への支援や取り組みが紹介された。