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小松菜奈:「言葉が違っても心が動くことは一緒」 主演映画「余命10年」が海外上映で喜び

 女優の小松菜奈さんが7月20日、東京都内で行われた、坂口健太郎さんとダブル主演を務めた映画「余命10年」(藤井道人監督)の「デジタル配信/ブルーレイ&DVD リリース記念イベント」に出席した。同作は6月にタイと台湾で上映され、小松さんは「いい反応があったとお聞きしました。言葉が違っても心が動くことは一緒なんだと思いましたし、私たちが伝えたかったことが伝わってすごくうれしい」と語った。

 映画は、2017年に刊行された小坂流加さんの同名小説(文芸社文庫NEO)が原作のラブストーリー。20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉(小松さん)と、生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人(坂口さん)が同窓会で再会。二人は惹(ひ)かれあい、ありふれた毎日が輝き出す。思い出の数だけ時間は失われ、彼らが最後に選んだ道とは……という物語。22日にデジタル配信開始され、ブルーレイ、DVDもリリースされる。

 この日は坂口さんと藤井監督も登場した。小松さんは撮影を「体力的にもしんどかったっていうのもあり、集中力が途切れてしまうときもあった」と振り返り、「和人(坂口さん)が真っすぐなまなざしで(セリフを)言ってくれているので、そこですごく動かされた。本当に助けていただいた」と坂口さんに感謝した。

 「撮影の時はうそのない時間を過ごして、私にとっても大切な時間になりました。1年という時間をかけたなかで、みんなの表情がどんどん変わっていく姿もDVDのメーキングに入っているので、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです」とアピールした。

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