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稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんが8月24日、有明アリーナ(東京都江東区)で行われた、東京2020パラリンピック1周年記念セレモニーに出席した。3人は、IPC(国際パラリンピック委員会)特別親善大使としてさまざまな活動でパラスポーツに関わり、同大会ではメダルプレゼンターとしても活躍。1年前の熱戦を振り返った。
稲垣さんはこの1年を振り返って「あっという間ですね」といい、「どの試合も、どの選手のプレーにも感動をいただいて胸を打たれたことが昨日のことのよう。水泳男子100メートル平泳ぎの山口尚秀選手が金メダルをとるのを目の前で見て感激した。表彰式で、山口選手の首に金メダルをかけさせていただいたのは、一生の思い出」と語った。
草なぎさんは「皆さん、自分と向き合ってその瞬間、その瞬間、一番のパフォーマンスを自分のなかから引き出す勇気や努力、向上心をひしひしと感じられた。そういうところに僕もすごく刺激を受けています」とキラキラした瞳で熱弁。「ボッチャの決勝戦、杉村(英孝)選手の試合を見て、感激した。僕も吾郎さん同様、金メダルを渡すことができて、すごくいい思い出になりました」とほほ笑んだ。
また、香取さんは、パラスポーツのさらなる発展のために「今まで僕らがやってきた音楽、歌もですし、僕はアートも描いている。いろんなところから、一人でも多くの方に知ってもらえるように盛り上げていければ」と抱負を述べた。
有明アリーナは、東京2020大会で車いすバスケットボールの会場になった。この日は同所で同競技のエキシビションマッチを開催した。セレモニーには小池百合子・東京都知事、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長も出席した。