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めるる:女優業でも活躍中「役名で呼ばれるように演じたい」 話題の「石子と羽男」舞台裏も明かす

 モデルの「めるる」こと生見愛瑠(ぬくみ・める)さんがこのほど、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)で開催された“史上最大級”のファッションフェスタ「第35回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER」(TGC)に出演し、イベントの合間に取材に応じた。昨年、女優デビューし、連続ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖(はくじょう)ガール~」(日本テレビ)や、「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(TBS)、映画「モエカレはオレンジ色」などに出演した生見さんに、女優業への思いを聞いた。

 バラエティー番組に出演するほか、女性ファッション誌「CanCam(キャンキャン)」(小学館)の専属モデルとして活動する生見さん。同誌10月号では中条あやみさん、アイドルグループ「乃木坂46」の山下美月さんとの“3ショット表紙”が注目を集めた。

 「CanCamでは1人で撮影することが多くて、3人で撮影するのは初めてだったんです。3人で表紙、ということも初めてで、ドキドキしていたんですけど、みんなすごく明るくて、楽しくて一瞬で終わっちゃいました」。プライベートな話をすることもでき、「本当にありがたい機会でうれしかったです」と笑顔を見せる。

 女優としても活躍の幅を広げており、最近では7月期の連続ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」の第4話に、ひき逃げ容疑で逮捕される堂前一奈役でゲスト出演。その迫真の演技は大きな話題を呼んだ。

 「『石子と羽男』は、みなさんから予想以上に『よかったね』とか、『めるるに見えなかった』という意見をいただいて……。私、放送までドキドキしていたんです。やったことがない役柄だったし、自分の中で、今までで一番挑戦的な役柄だったので不安だったんですけど、みなさんがめちゃくちゃやさしくて……よかったなと安心しました」と心境を明かす。

 一奈は「やんちゃな、悪いイメージがある子だけど、本当はお姉ちゃん思いでいい子。人前にいる時とお姉ちゃんと接している時と、差をつけて演じていました」と生見さん。終盤、ドライブレコーダーの映像を見て涙を流すシーンもあり、「(映像を)見ていたら本当にほっとしたし、家族と離れ離れになっている間などを考えたら、自然に涙が出てきました」と振り返る。

 撮影も初めて体験する空気感だったという。

 「緊張感がありました。今まで感じたことのない感情になったというか……不思議な感じでした。バラエティーともまた全然違うなと勉強させていただきました。『女優さんたちの空気はこういうものなんだ』と体験して、刺激になりました。みんな役に入り込んでいるので、背筋が伸びる、という感じでした」

 今後も女優としての活躍が期待される生見さん。今回の経験で、今まで以上に女優業への意欲が増したようだ。

 「演じてみて『めちゃくちゃ楽しいな』と思えたので、いろんな作品に出たいと思います。自分にとって挑戦になる役はすごく勉強になると思ったので、普段とはギャップがある役をやってみたいです。“めるる”じゃなく(視聴者から)役名で呼ばれるように、役を演じたいですね」

 ◇プロフィル

 ぬくみ・める 2002年3月6日生まれ。愛知県出身。2012年にモデルデビュー。ローティーン向けファッション誌「ニコ☆プチ」(新潮社)、「Popteen(ポップティーン)」(角川春樹事務所)の専属モデルと経て、2021年、「CanCam(キャンキャン)」(小学館)同年5月号で単独表紙を飾って専属モデルデビューした。同年、連続ドラマ「おしゃれの答えがわからない」(日本テレビ)で主演し、女優デビュー。バラエティー番組やCMに多数出演。

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