ガールズアワード：kemioトップに開幕　「『自分らしさ』の象徴」として抜てき　観客からは歓声

　大型ファッション＆音楽イベント「Rakuten GirlsAward（ガールズアワード） 2022 AUTUMN／WINTER」が10月8日、幕張メッセ（千葉市美浜区）で開幕した。動画クリエーターでモデルのkemioさんがシークレットゲストとしてトップを飾った。kemioさんが姿を表すと、観客は立ち上がって歓声を送った。

　kemioさんはニューヨーク発のファッションブランド「ANNA SUI（アナ スイ）」のチェック柄のスーツに身をつつみ、堂々とした様子でランウエーを歩いた。

　同イベントのトップバッターは過去5年では、白石麻衣さん（2017S／S）、広瀬すずさんと広瀬アリスさん（同A／W）、ローラさん（2018S／S、2019A／W）、吉岡里帆さん（2018A／W）、森泉さん（2019S／S）が飾り、コロナ禍で約2年半ぶりの開催となった2022A／Wでは滝沢カレンさんがトップを飾った。

　主催者はkemioさんの起用理由を「近年のジェンダーフリーファッションの普及やメンズコスメ需要の高まりなど女性らしさでも男性らしさでもなく『自分らしさ』を追求していくという世の中の価値観の多様化を受け、『自分らしさ』を体現する象徴として若い世代から男女問わず支持されているkemioさんを起用した」と説明している。

　ガールズアワードは2010年5月にスタートし、今回が22回目。池田美優さん、貴島明日香さん、生見愛瑠（ぬくみ・める）さんらモデルや女優ら総勢130人以上がトレンドファッションで登場する。アイドルグループ「乃木坂46」などのライブも開催。