安井友梨：38歳、ビキニフィットネスの“絶対女王”が「情熱大陸」に　「世界一になろうと思ったら世界一努力しないとダメ」

　ビキニフィットネスアスリートの安井友梨さんが、11月13日午後11時から放送されるドキュメンタリー番組「情熱大陸」（MBS・TBS系）に登場する。予告動画では、安井さんがビキニ姿で美ボディーを披露。ハードなトレーニング風景や「世界一になろうと思ったら世界一努力しないとダメだと思うんですよね」と語る様子なども映し出される。

　今、競技としてのボディービルに臨んでいる女性が急増しているという。中でも、ここ数年注目を集めているのが、筋肉だけではない“女性の美しさ”を競い合う「ビキニフィットネス」。安井さんは、この競技で前人未到の6年連続日本一に輝いている“絶対女王”だ。

　審査の対象は「頭のテッペンから、足の先まで」。立ち居振る舞いや表情など、あらゆる“女性の美しさ”を競い合う。安井さんの美しく完成された体に観客は憧れの眼差しを向け、競技を始める女性も増えている。

　安井さんは1984年名古屋市生まれ。30歳で始めたダイエットをきっかけに、ビキニフィットネスという競技に出会う。そこから本格的なトレーニングを始め、わずか10カ月で日本チャンピオンに輝き、35歳でアジアチャンピオンに輝いた。座右の銘は「自分と未来は変えられる」。

　安井さんには外資系銀行に勤めるビジネスウーマンという横顔もある。仕事が終われば過酷なトレーニングを繰り返す日々。その姿はアスリートそのものだ。そんな自分へのご褒美は「おはぎ」。日本伝統のスイーツに舌鼓を打つ時に見せるその幸せそうな表情は、いつものストイックな安井さんとは違う一面。そこがファンにはたまらないらしい。

　安井さんの最大の夢は、世界大会での優勝。昨年は僅差で2位となり、その栄冠を逃した。38歳となる今年、再び世界一を目指す。気丈に見える安井さんが抱える、“絶対女王”であるがゆえの重責と葛藤に迫る。