映画「春に散る」に出演する(左上から時計回りに)山口智子さん、橋本環奈さん、坂東龍汰さん、哀川翔さん、片岡鶴太郎さん (C)2023映画「春に散る」製作委員会
女優の橋本環奈さんが、佐藤浩市さんと横浜流星さんがダブル主演を務める、ボクシングを題材にした映画「春に散る」(瀬々敬久監督、2023年公開)に出演することが11月29日、明らかになった。橋本さんは横浜さんと初共演。佐藤さん演じる仁一の姪で、横浜さん演じる翔吾の恋人・広岡佳菜子を演じる。陰のある役どころで「私が今まで演じてきた役とはタイプの異なる役なので、自身で殻を破るつもりで新境地に挑みたいと思います」と意気込んでいる。
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橋本さんは、自身が演じる佳菜子を「叔父の仁一と再会するまでは父の介護で貧しく漫然と過ごしていましたが、ボクシングという共通の夢や過去を持った人々と出会い大きく人生が変化してゆきます」と説明。「そんな佳菜子を敬愛してやまない先輩俳優の皆さんと共に演じられる事を心から幸せに思います」と心境を語った。
また、同作を「登場人物の葛藤が織りなす苦悩や挫折を、ボクシングという熾烈(しれつ)な戦いのスポーツに夢や情熱をかけることによってそれぞれが新たなる道へと歩む。それは花を散らし新たなる再生へと誘う、春の風のように爽やかで潔い人生の縮図のようです」と表現している。
同作はノンフィクション「深夜特急」3部作などで知られる沢木耕太郎さんの小説が原作。ボクシングを通じて生きることを問う。
不公平な判定で負けてアメリカへ渡り、40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤さん)と、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜さん)が偶然出会い、やがて2人は世界チャンピオンをともに目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく……というストーリー。
同日、山口智子さん、哀川翔さん、片岡鶴太郎さん、坂東龍汰さんの出演も発表された。山口さんと橋本さんがダブルヒロインを務める。
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