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ミス・インターナショナル:グランプリのドイツ代表 「日本に来られることがうれしかった」

 世界3大ビューティーコンテストの一つ「ミス・インターナショナル」の世界大会が12月13日、東京ドームシティホール(東京都文京区)で開催され、66人の各国・地域の代表の中からグランプリに輝き、「2022ミス・インターナショナル」の座に輝いたドイツ代表で大学生のジャスミン・セルバーグさん(23)さんが大会後に取材に応じた。

 受賞後に「アニメやマンガで育ってきました」と明かしたセルバーグさんは、「大切だったのはメンタルの面で、とにかく心配するのではなくて楽しみに思うということを心がけました。日本に来られるということで、それが一番うれしかったです」と来日できる喜びもグランプリに向けた糧としたとにっこり。

 「ドイツの国内大会で優勝したのは9月で、そこからたくさんやらなくてはいけないことがありましたが、ここまでできたということを今誇りに思っています」とコメント。なかでも自国の民族衣装をモチーフにしたナショナルコスチュームは「手作り」と明かし、「自分で全部作ったものなので、皆さんから見て、もしかしたら一番美しい衣装ではないかもしれないけど、自らの手で作りだした一番美しいものだなと思います」と胸を張った。

 改めて受賞の喜びを聞かれると「信じられない気持ちでいます。そして、ちょっと恥ずかしい感じもします。とにかく言葉が見つからない」と笑顔。「ドイツの素晴らしいところに光を当てられたらと思って頑張ってきました。大切にしている家族や友人が喜んでくれる姿が目に浮かぶし、ミス・インターナショナルになる機会をいただいたことに感謝しています」と感慨深げに語った。

 ミス・インターナショナルは、ミス・ワールド、ミス・ユニバースに並ぶ世界3大ビューティーコンテストの一つで、1960年に誕生して今年で60回目。2020、2021年はコロナ禍で世界大会が開催されず、今回が3年ぶりの開催となった。民族衣装をモチーフにしたコスチューム、水着、ドレスの審査、英語のスピーチを経てグランプリを決定した。日本代表でジャーナリストの松尾綺子さん(23)は「ミス五大陸」の一人に選ばれた。

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