琴音：肌見せドレスで観客魅了　劇場版アニメ劇中歌を歌う

　シンガー・ソングライターの琴音さんが12月20日、大阪市内で行われた、劇中歌を担当する劇場版アニメ「金の国 水の国」（渡邉こと乃監督、2023年1月27日公開）の舞台あいさつに登場した。胸元にスリットが入り、ウエスト周辺がカットアウトされたドレス姿で観客を魅了し、劇中歌を歌った。

　映画は、岩本ナオさんのマンガが原作。敵対する二つの国で、金の国の姫サーラと水の国の青年ナランバヤルが偶然出会い、国の未来のために夫婦役を演じているうちに恋に落ちる……というストーリー。サーラの声を浜辺美波さん、ナランバヤルの声を賀来賢人さんが担当した。

　劇中歌「Brand New World」の作曲とアレンジは、同映画の音楽を担当し、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」やアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズなどの音楽も担当したエバン・コールさんが手がけた。

　琴音さんは、コールさんや今作のスタッフが歌声だけを聴いて劇中歌を担当する歌手に選ばれた。自身の歌が挿入された完成作を見て、「感慨深いです。自分が一番慣れ親しんでいる自分の声が、映画の中というまったく違う物語にふっと入っているという状況が不思議だった」と語った。