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木村拓哉:市川染五郎と初共演 信長、蘭丸役で「つながり感じた」 「レジェンド&バタフライ」ジャパンプレミア

 木村拓哉さんが1月12日、東京都内で行われた主演映画「レジェンド&バタフライ」(大友啓史監督、1月27日公開)のジャパンプレミアに共演者らと登場した。木村さんは同作で織田信長を演じ、信長に仕えた森蘭丸を演じた歌舞伎俳優の市川染五郎さんと初共演。木村さんは「初共演とはいえ、つながりを感じさせてもらって信長と蘭丸の関係性を築くことができた」と語った。

 この日は染五郎さんも出席。染五郎さんは木村さんとの共演を、「クランクインの日に最初に撮影したのが、殿(信長)に押し倒されるシーン。木村さんの瞳の奥に炎が見え、初めての撮影ですごいなと思いました。信長が魔王のようになっていくのを近い距離で見られて、気迫を感じて貴重な体験だった」と振り返った。

 これを受けて木村さんは、「ソメ(染五郎さん)から『押し倒される』というワードが出て、“そういうシーン”があるのかと想像した人もいると思います。諸説で、身分の高い人は男色も行っていたと言われています」と説明しつつ、染五郎さんとの共演を振り返った。

 ジャパンプレミアを迎え、木村さんは「ちょうど去年の今頃クランクアップした作品をついに皆様に受け取っていただける機会がきたことに感謝しています。個人的には思い入れの深い作品になりましたので、頭から最後の瞬間までじっくり味わっていただきたい。時代劇ではありますが、普遍的なものが描かれているので、深く受け取っていただけたら」とあいさつした。

 映画は、政略結婚で結ばれた信長(木村さん)と濃姫(綾瀬はるかさん)が、次第に絆を強くし、天下統一という夢に向かって進んでいく夫婦の愛の物語。連続ドラマ「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などの脚本家の古沢良太さんと、映画「るろうに剣心」シリーズなどの大友監督がタッグを組み、二人の生涯を新たな視点で描く。

 ジャパンプレミアには、綾瀬さん、宮沢氷魚さん、音尾琢真さん、伊藤英明さん、中谷美紀さん、大友監督も出席した。

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