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ミス・ユニバース:日本代表はトップ16ならず 坂本麻里ベレンさん帰国し「経験を生かしさらに強く」

 “世界一の美女”を決めるコンテスト「第71回 ミス・ユニバース世界大会」が米ニューオーリンズで1月14日(現地時間)、開催され、米国代表が世界一に輝いた。日本代表の坂本麻里ベレンさんはトップ16に選出されなかった。

 帰国した坂本さんは「日本代表として、世界大会へ出場できた事をとても誇りに思っています」とし、「正直、自分が望んだ結果には至らずとてもとても悔しいですが、ここで得た経験を生かしてさらに強くなった坂本麻里ベレンをみなさまにお見せしていきたいと思います」とコメントを発表した。

 世界大会については「毎日が刺激にあふれて楽しくて、幸せでこの10日間はとても一瞬でした。一生忘れることのできない10日間です」といい、周囲のサポートに感謝。「本当にありがとうございました。パワーあふれる日本代表としてこれからも精進してまいりますので応援よろしくお願いいたします」とした。

 坂本さんは1998年12月21日生まれ。東京都出身。料理講師。ペルー人の父、日本人の母を持つ。

 1月11日、世界大会であった水着審査には女性解放運動に尽力した明治時代の歌人・与謝野晶子が日露戦争に出兵する弟に宛てて書いた詩をあしらったケープを羽織って出場した。また、イブニングドレス審査では、着物をモチーフにしたドレス、ナショナル・コスチューム・ショーでは「平和」のメッセージを発信するため、折り鶴を使ったドレスで出場した。折り鶴を使ったドレスは、古着の着物や、貸衣装店で使用しなくなった白無垢(むく)をリメークした。

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