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ミス日本:フェンシング江村美咲選手が特別賞 肖像画を贈られ笑顔 「パリ五輪で金メダルを」

 フェンシング(サーブル)の江村美咲選手が「第55回ミス日本コンテスト2023」で、特別賞の「和田静郎特別顕彰ミス日本」を受賞し、1月23日、東京都内で表彰式が行われた。江村選手は黒の着物姿で登場し、「まさかフェンシングをしながらミス日本をいただけるなんて思ってもみなかった。うれしいです」と喜んだ。

 同賞は、応募に関わらず、広く一般の中から美と健康の資質を持った女性のさらなる活躍を応援する特別賞。江村選手は歴代4人目の受賞者で、これまでに元新体操選手の畠山愛理さん、冒険家の南谷真鈴さん、東京五輪空手日本代表の清水希容選手が受賞している。

 副賞で、「美人画の村山」といわれる洋画家で審査員も務める村山直儀さんが描いた肖像画が贈られた。「麗しき戦士」という絵のタイトルを聞くと、「(村山さんには)昨年11月の日本選手権を見に来ていただきました。フェンシングで結果を出すだけでなく、人としても魅力的になりたいと思ってきたので、そのような言葉を使っていただき、光栄です」と笑顔を見せた。

 江村さんは東京五輪の日本代表。2022年には、ワールドカップと世界選手権でいずれも同競技同大会で日本女子個人として史上初の金メダルを獲得した。

 来年に迫ったパリ五輪に向けて「目標は個人、団体ともに金メダルを獲得すること。ただ、金メダルばかりを求めるのではなく、過程や準備を大切にして、後悔ない時間を過ごし、自分のすべてを出した結果として金メダルがとれれば」と意気込んだ。

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