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人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の松村北斗さんが、女優の上白石萌音さんとダブル主演する映画が2024年2月に公開されることが2月13日、明らかになった。瀬尾まいこさんの小説「夜明けのすべて」(水鈴社)を同名で映画化した。松村さんは「未来に希望が持てるような作品をお届けしたいと思いますので、楽しみにしていてください」と呼びかけている。
原作は瀬尾さんが「そして、バトンは渡された」で2019年本屋大賞を受賞した後の第1作。自身のパニック障害の経験をモチーフに書き下ろした。
昨年公開された「ケイコ 目を澄ませて」で数々の賞を受賞した三宅唱監督が16ミリフィルムでとらえた。三宅監督は脚本家の和田清人さんとともに共同脚本も手がけた。PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石さん)とパニック障害を患った同僚の山添孝俊(松村さん)が、職場の理解に支えられながら、同志のように少しずつ希望を見いだしていくというストーリー。昨年末、撮影が終了した。
松村さんと上白石さんは、2021~22年に放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた。映画で共演するのは初。今回は友達とも恋人とも異なり、最高の理解者となる特別な関係性の同僚を演じる。
松村さんのコメント全文は下記の通り。
◇松村さんのコメント
実はお話をいただいたのは結構前だったので、やっと動きだした今、とてもうれしく思っています。まず原作を読ませていただいた時に、すてきな物語と文章の面白さであっという間に読み終えてしまったのですが、脚本では新たな要素が加わり、でも本作の持つ温かさはもちろん変わらずにそこにあって、改めてすごい脚本だなと感じながら演じました。
そして今回、藤沢さんを演じられた上白石さんとは再共演となります。山添くんと藤沢さんは、形容しがたい特別な関係性で難しい部分もありましたが、上白石さん演じる藤沢さんの存在があったからこそ、とても自然に山添くんの日常に溶け込むことができました。
三宅監督とはたくさん会話させていただいたことが印象に残っています。とても心地の良い距離感で接してくださるので、毎日現場に行って撮影するのが本当に楽しみで、撮影が終わる時はさみしい気持ちでいっぱいでした。
未来に希望が持てるような作品をお届けしたいと思いますので、楽しみにしていてください。