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寺島しのぶ:長男・寺嶋眞秀と東京タワー点灯式に登場 眞秀は父の母国にある「エッフェル塔に登ってみたい」

 女優の寺島しのぶさんが、長男で歌舞伎俳優の寺嶋眞秀(まほろ)さんと3月1日、東京タワー(東京都港区)で行われた、同所と映画「エッフェル塔~創造者の愛~」(マルタン・ブルブロン監督、3日公開)コラボイベントに登場した。

 映画の公開を記念し、3日まで、東京タワーがフランスの国旗と同じトリコロールカラーにライトアップされる。点灯式では、眞秀さんが点灯スイッチを押した。その様子を見守ったしのぶさんは、「(イベントのステージからは)なかなか全貌が見えないんですけど、東京タワーが近くに見えるところに住んでいるので、家に帰って眺めたいと思います」と笑顔で語った。

 眞秀さんは、父の母国であるフランス・パリのエッフェル塔はまだ登ったことはないといい、「ぜひ登ってみたいです。セーヌ川の橋を渡った時、すごく大きなエッフェル塔が見えて、よく作ったなぁと思いました」と思い出を明かした。

 同作は、パリのシンボルであるエッフェル塔を作った天才建築家ギュスターブ・エッフェルの愛と挑戦を描く。しのぶさんは、同作のスペシャルアンバサダーを務める。この日は、同作の主人公エッフェルの子孫であるイエットマンエッフェル・サバンさん、妻のイエットマンエッフェル・由紀子さん、長男のイエットマンエッフェル・アリオンさん、次男のイエットマンエッフェル・アシルさん、フィリップ・セトン駐日フランス大使が出席した。アリオンさん、アシルさんは、眞秀さんとともに点灯スイッチを押した。

 しのぶさんは映画について、「一から立ち上げることは、どの時代でも本当に大変なことなのだと思いました。自分を信じて、パリにこんな塔を立てなきゃいけないんだという信念-ゼロからつくりだし、みんなに慕われ、裏切られながらも自分を信じて突き抜けていくギュスターヴ・エッフェルの勇気は素晴らしいことだと思いました。他人が歩んだ道じゃない、新しい道を切り開いていく勇気を教えていただきました」とコメントした。

 東京タワーメインデッキ2階では、プロジェクションマッピングも行われている。12日まで。

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