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直木賞作家の角田光代さんが、旅番組「遠くへ行きたい」(読売テレビ・日本テレビ系)の4月16日放送の回に出演し、和歌山の熊野地方を旅する。読売テレビで午前7時、日本テレビで午前6時半から放送する。
旅のはじまりは、熊野の山道から。険しい修験道を登った先に広がる景色に角田さんは感嘆の声を上げる。今回は「道」が主役の世界遺産「熊野古道」を歩く旅。「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」の三山を参るために、古来より人々が歩いた道を巡る。
さらに「勝浦地方卸売市場」では、たったいま揚がったばかりの巨大なクロマグロ(本マグロ)を間近で見る。また「北郡商店」で総菜を買い込み、美しい海が広がる「ブルービーチ那智」で、爽快なまぐろピクニックを開催する。
今回の旅に持参した井上靖著の「補陀落渡海記(ふだらくとかいき)」には、観音浄土を目指し、住職が生きたまま船出をする儀式が描かれている。角田さんは舞台となった寺「補陀洛山寺」を訪ね、実際に使われていた補陀洛渡海船を見せてもらう。フィクションだと思っていた世界が現実にあり、小説に登場する上人(しょうにん)たちも実在したと知り、角田さんは深い感動をおぼえる。