町田啓太：ダンサーへの未練は「無いと言ったらうそになるかも」　でもムダではなかったと「徹子の部屋」で明かす

　俳優の町田啓太さんが、4月18日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系）に出演。ダンス＆ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の候補生になりながらも、その道をあきらめた過去について、黒柳さんから未練はあるかと聞かれると、「無いと言ったらうそになってしまうかもしれない」と吐露した。

　続けて「ダンスでやってきたことがあったからこそ、殺陣やアクションも好きですし、お芝居に生かしてできる部分もたくさんある。いろんな経験ってムダじゃないな」と心境を語った。

　町田さんは群馬県出身の32歳。パイロットに憧れ、日本航空高校石川（石川県輪島市）へ進学するが、高校2年生の時に視力の悪化や経済的な問題もあり、夢を諦めた。その頃、部活動で始めたダンスに夢中になり、「ダンスの道に進めたら」という思いを抱くようになったという。

　高校卒業後は、日本体育大学に進学。「幼少期にテレビばかり見ていて、お芝居に対する憧れも強かった」と、2010年に「劇団EXILE」のオーディションで2000人の中から合格を勝ち取った。その後、劇団EXILEの初舞台でデビューするが、舞台中にアキレス腱断裂のけがを負い降板することに。

　けがが完治して「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の候補生になったものの、足の調子が悪化し、「ダンスは諦めて、芸能界では役者一本で」と心に決めたと話した。