田中みな実：「田舎に帰省したような…」　シングルマザーの看護師役に　五島列島が舞台の連ドラ出演へ

　フリーアナウンサーで俳優としても活動する田中みな実さんが、7月12日にスタートする杉野遥亮さん主演の連続ドラマ「ばらかもん」（フジテレビ系、水曜午後10時）に出演することがこのほど、明らかになった。五島列島を舞台にしたハートフルコメディーで、田中さんは、シングルマザーの看護師を演じる。作品について「脚本を読ませていただき、田舎に帰省したような温かさ、懐かしさ、ちょっとした煩わしさを感じて心がじわぁっと解けていくようでした」と話した。

　田中さんは現在、フジテレビで放送中の連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」に出演しており、「ばらかもん」で同局の連続ドラマに連続で出演することになる。2クール連続の出演を「うれしい限りです」と喜んだ。

　ドラマは、ヨシノサツキさんのマンガが原作。書道だけを支えに生きてきた都会育ちの書道家、半田清舟（杉野さん）が、五島列島で島民との交流を通じて、書道家としても人間としても成長していく。タイトルの「ばらかもん」は五島列島の方言で「元気者」を意味する。ほかに綱啓永（つな・けいと）さん、お笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹さん、中尾明慶さんらも出演する。

　田中さんは、シングルマザーで看護師の久保田育江を演じ、都会から島にやってきた主人公の半田の良き理解者として登場する。

　「主演の杉野さんはきっとたくさんの思いを背負って本作に臨まれると思います。一視聴者としてもとても楽しみなドラマです」「個性豊かなキャストの皆さまとお芝居でご一緒できるのが今から楽しみです」と思いを語った。