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田中みな実さんが出演するドラマ「悪女について」のビジュアル=NHK提供
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田中みな実さんが出演するドラマ「悪女について」のビジュアル=NHK提供

田中みな実:「悪女」演じたNHK主演ドラマ 再編集版・前編が放送 謎の死を遂げた“虚飾の女王”の一代記

 フリーアナウンサーで俳優としても活動する田中みな実さんが主演し、「悪女」を演じたNHKドラマ「悪女について」の前編が6月27日午後10時から総合テレビで放送される。3月にBS4Kで放送されたドラマで、今回は前後編の再編集版で放送する。後編は総合テレビで7月4日午後10時から放送。

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 有吉佐和子さんの名作長編小説を、舞台を現代に置き換えてドラマ化した。昭和・平成・令和をまたいで、社会のシステムや人間の情を巧みに操って、堂々と生き抜いた「悪女」と言われる女の一代記。田中さんは謎の死を遂げた、スキャンダルにまみれた実業家の富小路公子を演じる。

 虚飾の実業家、富小路公子(田中さん)が謎の死を遂げた。公子の実像に迫り悪女小説を書こうと、若手小説家の梶谷亜弥(木竜麻生さん)は関係者に取材を始める。すると、思わぬ証言の数々が亜弥を動揺させる。再婚相手は公子の離婚歴を知らず、離婚を切り出された際には豪邸を慰謝料として手に入れ、二人の息子を引き取って暮らし始めていた。息子達は誰の子供なのか。巨額の富を築いた公子の原点は16歳の時にさかのぼり……というストーリー。

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