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「ミセスユニバース2023」の日本代表選考会が7月7日、東京都内で行われ、29歳~72歳まで多様なバックグラウンドを持つ47人のファイナリストの中から、プロフラダンサーの松田侑希さんが頂点の座を射止めた。表彰式後に取材に応じた松田さんは、「努力が実った」と語った。
松田さんは、教員からフラダンサーに転身した異色の経歴の持ち主。ハワイ・ワイキキの華と呼ばれる有名ダンサーの後継者として、沖縄県内のリゾートホテルでステージに定期的に立つ他、ハワイアンイベントや雑誌・テレビなどで活動。ショーのプロデュースも多数行っている。
マイクを手にした松田さんは、スピーチで涙ぐみながら、「ファイナリストの皆さん、一緒に頑張ってくれて本当にありがとう」と感謝。およそ半年にわたる挑戦を振り返って「本当に自分を見つめ直すという意味で、とてもつらいときもあったし、そこからの成長の窓が開いて、頑張ろうと思えるときもありました。一本道ではなかったですが、本当にその努力が実ったという気持ちもあります」と語った。
続けて「私は今までどこか常に自信がなくて、人から評価していただくことも多かったんですけど、それでもなぜか自信がない、ということが続いていた。こうしてともに高めあえる仲間と一緒に頑張ってこられたことで、『もう1つ頑張ってみよう』と1つ1つ自信を積み上げてここまで来ることができました。それが一番の成長だと思っています」と話した。
総合2位は内藤景子さん、総合3位は雨松美菜さんが受賞した。ティアラの重みを尋ねられた松田さんは、「とても責任を感じております。それは日本のミセスユニバースの代表として、顔として1年間、私たち3人が活動していくということ、ファイナリスト47人の気持ちを背負っているということ、ここに来てくださった皆様が背中を押してくださっているということを、私たち3人がしっかり自覚して頑張っていかないといけない」と気を引き締めた。
「ミセスユニバース」は女性の社会的地位の向上をテーマに掲げ、社会貢献をテーマに2007年にスタートした世界的ミセスコンテスト。年齢・身長・婚姻歴に関係なく、戸籍上、女性であれば応募可能(生物学上の男性でも可)。この日の最終審査では、ファイナリストがウオーキング審査やイブニングガウン審査、スピーチ審査などに挑んだ。