あなたにおすすめ
東京国際映画祭:綾瀬はるか、井上真央、米倉涼子がドレスアップ 芳根京子は振り袖、水原希子、河合優実、菊地凛子も
3人の子供の母親で、俳優の杏さんが8月28日、東京都内で行われた、七つのショートストーリーからなる映画「私たちの声」(9月1日公開)の公開直前トークイベントに呉美保監督と出席した。杏さんは、仕事をしながら2人の子どもを育てるシングルマザーの奮闘を描いた呉監督の作品で主演。自身の育児について「“ブルドーザー育児”です」と笑った。
この日、仕事とプライベートの両立について聞かれると杏さんは、同じく子育て中の呉監督に「(両立は)無理だよね」と投げかけ、「両方を同時にというのは無理だから、どう切り替えていくか」と回答。特定の職業に限らず、働きながら育児をしている多くの人は同じであると思うとしつつ、「目の前の(子どもを)見ていると、仕事のことをインプットするとか考えるということはかなり難しい」と実感を語った。
「目の前に子どもがいたら子どもモード。(子どもが)寝た後に自分のことで優先順位の高いものを片付けていく」と切り替えについて話し、「前もって今日は何時からこれをやって……ということ(計画)は難しいので、“ブルドーザー育児”です(笑い)」と表現。「とにかくやれるものを考えられるだけ、時間の限りとにかくワーっ!ってやっていく。そんな気持ちです」と説明し、「周りに助けていただいてなんとか(やっている)」と話した。
映画は、各国の女性監督と女性俳優が参加し、女性が主人公の七つのショートストーリーからなる。世界各地を舞台に、感動的で力強い物語を描いた。