俳優の橋本環奈さんが9月1日、東京・虎ノ門の金刀比羅宮(ことひらぐう)で行われた、ホラー映画「禁じられた遊び」(中田秀夫監督、9月8日公開)の大ヒット祈願イベントにダブル主演を務めた人気グループ「ジャニーズWEST」の重岡大毅さんらと出席した。“縁結び”のご利益もある場所とあって、橋本さんらキャストが映画の大ヒットと、観客との良縁を願って祈祷に参加。「大ヒット祈願という形で、お客様と縁結びをさせていただくのは初めて」という橋本さんは、「背筋が伸びるような思い」と祈祷後の感想を明かした。
橋本さんは「大ヒットするのではないかという思いが、確信になりそう」とコメント。「撮影前にはしたりしますが、出演してきた作品などで『祈願』という形で(イベントを)させていただくことが、私は今までなかった」という。「背筋が伸びるような思い。ご祈祷をさせていただいて、玉串奉納もさせていただいて、新鮮ですね。よかったなと思います」と初体験を喜んでいた。
重岡さんは「縁結びとか良縁ってうれしいやん」とニンマリ。周囲が大笑いとなる中、「良縁とか縁結びとか、なんぼあってもいいですからね。お客さんとの縁を結ぶというのは、すてきなこと。みんなでできてよかったですね」と充実感を語り、霊能者役を演じたお笑いコンビ「シソンヌ」の長谷川忍さんから、「急に倖田來未になるのやめて。ミルクボーイさんやるなよ」と独特のトークについてツッコまれていた。
また劇中で“最凶怨霊モンスター”に扮(ふん)したファーストサマーウイカさんは、「大阪、福岡、北海道と3回も厄払いをしてもらった。今日は4回目。日本一おはらいをした女優だと思います。非常にクリーンな状態」とさわやかな笑顔を見せていた。
映画は、ホラー作家の清水カルマさんのデビュー作を実写化。「リング」(1998年)などで知られる中田監督が手がける。映像ディレクターの倉沢比呂子(橋本さん)は、かつての同僚、伊原直人(重岡さん)の家で、庭の盛り土に向かい、不可解なおまじないを唱え続ける直人の息子の春翔を目撃する。それは「災い」を解き放つおまじないだった……というストーリー。