石川恋：元CanCamモデルが故郷の栃木市へ　頑張れなくなった中学時代　高校ではチアリーディングに夢中に　「アナザースカイ」出演

　昨年、女性ファッション誌「CanCam（キャンキャン）」（小学館）の専属モデルを卒業した俳優の石川恋さんが、日本テレビの紀行バラエティー番組「Google Pixel presents ANOTHER SKY（アナザースカイ）」（金曜午後11時）の9月1日放送回に出演する。今年デビュー10周年、30歳を迎え、多感な10代を過ごした故郷の栃木市を訪れる。

　石川さんは、自然豊かな街の中高一貫校で6年間を過ごした。入学当初から、成績は常に上位で、生徒代表のポスターにも抜てきされた。順調な学校生活だったが、いつしか歯車が噛み合わなくなっていたという。頑張っていたのに、頑張れなくなったことが、自分の中で上手く処理できなかったと振り返る。気がつけば、中学3年の3分の2を自宅で過ごしていた。

　高校に上がるタイミングで、チアリーディングに出会い、夢中になって打ち込んだ。厳しい勉学の環境からは逃げてしまったが、今思えば逃げてよかったと話す。

　2013年には、ベストセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」のカバーモデルを務めたことで人生が大きく変化。20代は自己実現のために走ってきたが、ここから先は誰かのために一歩を踏み出す、そんなふうに作品と向き合っていきたいと語る石川さんの姿を追う。