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10月22日に90歳の誕生日を迎えた俳優の草笛光子さんが、来年公開の映画「九十歳。何がめでたい」で主演を務めることが25日、明らかになった。このほど、クランクインを迎え、撮影現場で誕生日を祝福された草笛さんは「毎日、老いと闘っていますが、90歳と闘ったら損。闘わないように受け入れて90歳を大事に生きてみようと思います。90歳は初めてで最後、大事な一年を大事に生きます」と語った。
映画は、直木賞を始め数々の賞を受賞し、今年11月5日に100歳を迎える作家・佐藤愛子さんのベストセラー「九十歳。何がめでたい」(小学館)が原作。90歳を迎え、ヘトヘトになった日々の暮らしと世の中への怒り、戸惑いを描く。草笛さんも出演した映画「老後の資金がありません!」(2021年)の監督を務めた、前田哲監督が手掛ける。2024年6月21日公開。
草笛さんは「佐藤愛子先生を演じることになり『まさか! とんでもないことになりました!』という思いです」とし、「先生の明快に物事をおっしゃる作品は、とても気持ちがいいと思っていましたので、そのリズムを字句にして演じたいと思っています」とコメント。
さらに「いよいよクランクインを迎え、大変なことですが、私は私なりに正直に一生懸命やります。大事に演じ大事に生きます」と話した。