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NHKの「ドラマ10『大奥』」シーズン2で徳川家定を演じた愛希れいかさん
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NHKの「ドラマ10『大奥』」シーズン2で徳川家定を演じた愛希れいかさん

愛希れいか:“癒やしの存在”愛猫・キャップは「イケメンの息子」 “親バカぶり”のぞかせる

 よしながふみさんの人気マンガを実写化したNHKの「ドラマ10『大奥』」(総合、火曜午後10時)のシーズン2で、徳川幕府13代将軍・徳川家定を演じた愛希れいかさん。2024年1月から東京・日生劇場ほかで上演されるミュージカル「トッツィー」にも出演することが決まっている。忙しい日々を送る中、癒やしになっている愛猫「キャップ」について、“大切にしている時間”について話を聞いた。

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 大好きなマーベル作品「キャプテン・アメリカ」が名前の由来だという愛猫のキャップ(アメリカンショートヘアのオス)は、愛希さんにとってどんな存在なのだろうか。

 「自分の子供。自分で産んだと思っているくらい大事な存在です。全力で幸せにしてあげたいって気持ちにもなりますし、何にも代えられない大事な存在です」

 そんなキャップの「すべてが愛おしい」と目を細める愛希さん。

 「容姿もすごいんですよ、本当にイケメンで。見た目もすごく可愛くて、自由にしてるところとかが特に可愛い。自由に寝て、自由に遊んで、自由に食べて、甘えたいときに甘えて。外に出して遊ばせたりはできないので、実際どう思っているか分からないのですが、そんなふうになれたらなっていう私の憧れでもあります」

 “親バカぶり”をのぞかせる愛希さんが、“イケメン息子”のキャップと過ごす時間以外で、大切にしているのが「一人でぼーっとする時間」だとか。

 「ぼーっとして、何も考えない時間ってすごく大切だなって思っています。いつも作品のことが頭にあって、明日はこうしようとか、舞台の次、映像だとしたら切り替えをどうしようとか、いろいろなことを考えてしまいがちではあるのですが。だからこそ、プライベートのことも含めて、何も考えない時間っていうのは、どこかで持ちたいなって思います」

 改めて今回、将軍・家定として生きた「大奥」の魅力についても語ってもらった。

 ちなみに愛希さんは普段ほとんどマンガを読まず、家に全巻そろっているのは、元宝塚らしく「『ベルサイユのばら』だけ」だとか。そんな愛希さんが全巻読破して抱いた感想とは……。

 「つらいな、悲しいな、という感情がこみ上げたりしましたが、その中に前向きなメッセージがすごくあって。つらい悲しいだけでは終わらないところが、この作品のすてきなところなんだなって。未来に希望を持てるようなメッセージが込められているので、読み終わったあとすごくグッとくるものがありましたし、なんか背中を押されたような気持ちにもなりました。原作者のよしながさんが女性の目線で日本の歴史を見ていることによって得られる新しい視点と、かつそれが現代にもつながっているというのが、ずっと愛されてきて、今もなお人気のある理由の一つなんだろうなって思いました」

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