映画「四月になれば彼女は」の大ヒット舞台あいさつに出席した佐藤健さん
俳優の佐藤健さんが4月1日、東京都内で行われた映画「四月になれば彼女は」(山田智和監督)の大ヒット舞台あいさつに共演者と出席。ファンから「好きな人がみんなに優しくてやきもちを妬いてしまう」との相談が寄せられると、佐藤さんは「みんなに優しくした結果、1人の女性を不幸にしちゃダメ。その人をやめて、俺にしておけば?」と突然の胸キュンセリフを披露。質問者は「やばい!」と大はしゃぎで、会場も黄色い悲鳴に包まれた。
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また、「恋と愛の違いは?」との質問が出ると、「こういうのは理屈っぽくなって、あんまりすてきなことは言わない」と前置きしたうえで、「言葉なんてものは誰かが都合がいいから、便利だから決めているだけ。あなたが大切に思うその気持ちを、誰かが決めた言葉に当てはめる必要はない。あなたのその気持が本質だから、その気持ちのことだけを考えて」と熱弁する場面もあった。
その後、「昔の恋を思い出させてしまう」との理由でこの映画を恋人と一緒に観ないほうがいいのではと意見が出ると、森七菜さんが「私はこの映画を一緒に観られない人とは恋人にはなれない。一緒にやって怖いものがある人とこれから生きていくって、どういう覚悟なんだろう? 終わりがあることを覚悟せず、一緒にいるなんてそれは不安定ですよね。『ずっと一緒にいよう』って言葉だけでは確定ではないですから」と力説。
持論を展開し終えたところで「健さんみたいになっちゃった。すごい嫌だ(笑い)」と、「恋と愛の違い」を語った佐藤さんをほうふつさせる熱弁ぶりに苦笑い。佐藤さんは「俺みたいになってすごい嫌とか言うな。でも、あんまりならないほうがいい」と返して笑わせていた。
映画は、新海誠監督の「君の名は。」(2016年)や「すずめの戸締まり」(2022年)の企画・プロデュースなどを担当した川村元気さんの同名小説が原作。婚約者が「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という言葉を残して姿を消してしまった主人公の精神科医・藤代俊のもとに、10年前の初恋の女性から手紙が届く……というストーリー。主人公の藤代を佐藤さん、婚約者を長澤まさみさん、初恋相手を森さんが演じた。
舞台あいさつには長澤まさみさん、山田監督も参加した。
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