中谷美紀：18歳から「お～いお茶」CM出演　当時を回顧「私にも可愛い時期があった」

　俳優の中谷美紀さんが5月1日、東京都内で行われた「お茶の文化創造博物館」「お～いお茶ミュージアム」のオープニングセレモニーに出席。同施設には中谷さんが出演した過去のCM映像も流れるコーナーもあり、「当時10代。私にも可愛い時期があったんだなって」と懐かしそうにほほ笑んだ。

　1995年から「お～いお茶」のCMキャラクターを務めている中谷さん。「18歳のころから『お～いお茶』で育てていただいた。それこそ、缶の時代から。夏用のCM撮影は真冬に撮るので口に氷を含み、朝3時に起きて、お着物を着させていただいたことを思い出します。鹿児島、静岡、種子島、四万十川ですとか、日本全国さまざま場所で撮影させていただいた」と思い出深そうに回顧した。

　同施設は喫茶習慣の変遷をテーマとした、国内でも珍しい複合型の博物館。旧新橋停車場に建てられ、伊藤園創業60周年、「お～いお茶」誕生35周年の節目にオープンした。結婚を機に欧州に移住した中谷は、「あちらでも大変な緑茶ブーム。ダイエットに効く食材トップ5に納豆と緑茶が必ず入ってくる。インバウンド需要もあると思うので、こちらの施設で歴史を学ぶのも楽しみが増えるのでは」とアピールした。

　施設開業を祝して、希少な高級茶で乾杯。静岡の市場で初取引された新茶で、1キログラムが111万1111円するという。シャンパングラスを傾けて一口飲むと、中谷さんは「ご覧いただけたら分かりますが、とても透明度が高い。グリーンよりはシャンパーニュのような薄いお色で、口に含むと芳醇（ほうじゅん）な香りが鼻から抜けていく。すばらしいですね」とうっとりだった。有村さんも「色は薄いけど味が濃い。そのギャップが面白くて、より一層、特別な1杯って感じがしますね」と貴重な味を堪能した。

　セレモニーには、俳優の有村架純さんらも出席した。