草笛光子：90歳、ホワイトドレスでエレガントに　赤ネイルがアクセント

　90歳を迎えた俳優の草笛光子さんが5月21日、東京都内で行われた主演映画「九十歳。何がめでたい」（前田哲監督、6月21日公開）の完成披露舞台あいさつに出席した。白のドレスにふんわりとしたシアー素材のトップスを合わせた、エレガントな装いだった。

　シルバーヘアをアップスタイルにし、ボリュームのあるネックレスを着け、マニキュアの鮮やかな赤がアクセントになっていた。

　映画は、直木賞を始め数々の賞を受賞し、昨年11月5日に100歳を迎えた作家・佐藤愛子さんのベストセラー「九十歳。何がめでたい」（小学館）が原作。佐藤さんを草笛さんが演じ、ヘトヘトになった日々の暮らしと世の中への怒り、戸惑いを描く。映画「老後の資金がありません！」（2021年）の監督を務めた、前田監督が手掛ける。

　舞台あいさつには、真矢ミキさん、唐沢寿明さん、藤間爽子さん、片岡千之助さん、LiLiCoさん、前田監督も出席した。