米倉涼子：主演の「エンジェルフライト」がテレビ初放送「とてもうれしい」　NHK・BSで9日から

　俳優の米倉涼子さん主演のドラマ「エンジェルフライト」が、6月9日から毎週日曜午後10時にNHK・BS、BSプレミアム4Kで放送される。昨年Amazonプライムビデオで配信された作品を今回のために再編集した。テレビ初放送。米倉さんは放送にあたり、「さらに大勢の方々にご覧いただけることをとてもうれしく思 います！」とコメントしている。

　第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した佐々涼子さんの「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」をドラマ化した。海外で亡くなった日本人の遺体を国内に、日本で亡くなった外国人を母国に、それぞれ搬送する国際霊柩送還士（こくさいれいきゅうそうかんし）というスペシャリストの活躍を描く。米倉さんはシングルマザーの剛腕社長・伊沢那美を演じる。全6話。1話50分、5話のみ48分。

　米倉さんは同作について「ご遺族の気持ちに寄り添い、人の《死》を扱うだけではなく、それ以上に亡くなられた方の『生きた証』や、残された人々の今後の『人生』という＜生＞を大切に描いているので、どのエピソードも最後には必ず未来への明るい希望が感じられる作品になっています。なかなか知ることのない世界を、ぜひこのドラマを通じて体験してください」と呼びかけた。

　米倉さんがNHKのドラマに登場するのは「ハルとナツ 届かなかった手紙」以来、19年ぶり。