森公美子：交通事故で“半身不随”の夫、2020年に早期のがん患う　現在は「血液検査も優秀」　「徹子の部屋」で明かす

　歌手で俳優の森公美子さんが、6月5日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系）に出演。18年前に夫が交通事故で半身不随になったことから、障害者に歌を教えるボランティアを始めたことを明かした。

　森さんは「歌ってみたらそうかなと思って、リトミックのようなことをみなさんにやってもらっています。（相手の）手を取って、トントンやっているとみなさん分かっているみたいで。一生懸命やると、伝わるものですね」と語った。

　発表会の後には手紙をもらうこともあり、「ご家族の方々から『楽しそうに歌っている姿を見るだけで涙が出ます』と言われると、やってよかったかなと思う瞬間です。最近は本当に充実感を感じますし、みなさんのためというより、私のためにやっていると実感します」と話した。

　ボランティアの世界に導いてくれた夫に対しては、「私、障害者の方たちやご家族の苦労をまったく知らなかったんです。本当に良い導きをしてくれました」と感謝していた。

　夫は2020年に早期のがんと診断されたが、「先生が素晴らしくて、パパッと処理してくださいました。今は何もなく、私よりも血液検査の結果が優秀です（笑い）」と話していた。