水泳・入江陵介：今年4月に引退　ダイナミックなクロールで「Tarzan」表紙に　引退以来初のプールで撮影し「やっぱり水泳っていい」

　今年4月に引退を発表した水泳の入江陵介さんが、7月4日発売のフィットネス総合誌「Tarzan（ターザン）」（マガジンハウス）883号の表紙と特集ページに登場することになり、1日、表紙のビジュアルが公開された。表紙で入江さんは、ダイナミックなクロールを披露している。

　2012年のロンドン五輪では200メートル背泳ぎでの銀メダルを含め、計3個のメダルを獲得。今年4月の引退まで34年間泳ぎ続けた。引退以来初めてプールに入ったのがこの日の撮影で、「やっぱり水泳っていい」とつぶやきながら、伸び伸びと水中を進み、撮影の合間にプールサイドに上がると飛びきりの笑顔を見せたという。

　「選手の頃は考えることが多すぎたので、泳ぎをエンジョイする余裕は正直ありませんでした。でも、今日久しぶりに泳いで再発見したのは、水泳の楽しさ。浮力があって楽だし、雑音も遮断されて絶好の気分転換になる。ランニングや筋トレも素晴らしい運動だと思いますが、水の中という非日常で体を動かす時間はとても貴重なのです」

　同号は「水泳 再入門」特集。誌面では、入江さんが教える背泳ぎ＆バタフライの泳ぎ方のコツも収録している。