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有村架純:「2人でいたかった」 別れの決断に視聴者涙 目黒蓮主演連ドラ「海のはじまり」で

 人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さん主演のフジテレビ系“月9”枠の連続ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第9話が9月2日、放送された。同話で、有村架純さん演じる百瀬弥生が、目黒さん演じる恋人の月岡夏に「月岡くんと2人でいたかった」と本音を伝えたシーンや、駅のホームでの別れのシーンに注目が集まった。

 夏の家を訪れた弥生は、夏、夏の娘の海(泉谷星奈ちゃん)と3人でいることについて「最初は居心地良かった。3人でいて楽しいし、なりたかった母親にもなれる。3人でいて何の不満もなかった」と振り返った。

 ところが、夏と海の2人の「世界」からはどうしても、海の母・水季(古川琴音さん)の存在を切り離せないことに、弥生は気付く。「奪い取ったみたいな気持ちにもなるし、水季さんのこと知らない自分だけが仲間外れみたいな疎外感もあるし」と告白。「3人でいるの、だんだんつらくなった」と涙をこぼす。

 「(夏と)別れたいとかじゃない。一緒にいたい。でも、いると苦しい。でも、頼られるとうれしい」と葛藤を明かした弥生。「3人でいたい、3人でいたい、って言ってくれてうれしいんだけど、うれしいのに……。やっぱり私は、月岡君と2人でいたかった」と本音を語り、弥生は「海ちゃんのお母さんにはならない。月岡君とは別れたい」と夏に伝えた。

 これを受け、夏も「3人が無理なら……どちらか選ばなきゃいけないなら……海ちゃんを選ぶ」と返答。弥生はうなずき、「私も好きな人と離れても自分が納得できる人生とつらい気持ちのまま2人のために生きる人生。どっちにするか考えて自分を選んだ。2人のことを選ばなかった。だから同じ。良かった」とほほ笑んだ。

 弥生が帰ろうとすると、夏は腕をつかみ「送ってく」と声を掛ける。夏は弥生と手をつなぎ、「きょうまではいい? 駅まで送ったらそれで終わりにするから。それまで海ちゃんのことも忘れて、きょう終わるまで」と語りかけた。

 駅に着いてからもホームのベンチに腰掛け、手をつないだまま、他愛もない会話で笑い合う。夏は「俺やっぱり弥生さんのこと……」と名残惜しそうに告げるが、弥生は夏の手を離すと「頑張れパパ、応援してる。ちょっとだけお母さんできたのホントにうれしかった」と言い残し、電車に乗り込んでいった。夏はホームで、弥生は電車の中で号泣した。

 SNSでは、「つらすぎた2人の別れ。大きすぎる決断をした2人のシーン涙なしでは見れなかった」「ずっとずっと自分の気持ちを言えずに何度も耐えて、抑えて、初めて言えた本音が『2人でいたかった』なのつらい」「まだ好きと伝えようとする夏くんと目を合わせてしまうと覚悟が崩れてしまうから、最後に無理に笑って頑張ってと背中を押して別れる弥生さん。あまりにもつらくて苦しい」という声が上がっていた。

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