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吉岡里帆:横浜流星の“正体”明かす 映画「正体」で「心もむき出しに」

 俳優の吉岡里帆さんが11月5日、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で行われた映画「正体」(藤井道人監督、11月29日公開)の完成披露舞台あいさつに登場した。イベントでは、作品にちなみ、主演の横浜流星さんの“正体”について共演者が語る一幕があり、吉岡さんは「生身」と一言で横浜さんを表現した。

 吉岡さんは「アクションシーンがあるのですが、ほぼ全部横浜さん自身がやられていて、防御もしていない。危険も顧みない。全てを映画にささげていると感じました。心もむき出しにして演じられているのが印象的だったので、『生身』にしました」と語った。

 舞台あいさつには、横浜さん、人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の森本慎太郎さん、山田杏奈さん、山田孝之さん、藤井監督も登壇した。

 同作は、第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した染井為人さんの同名小説(光文社)が原作。日本中を震撼(しんかん)させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑を宣告された鏑木(横浜さん)が移送中に脱走する。刑事・又貫(山田孝之さん)は、逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香(吉岡さん)、和也(森本さん)、舞(山田杏奈さん)を取り調べるが、それぞれが出会った鏑木は全く別人のような姿だった……という展開。顔を変えながら日本を縦断する鏑木の真の目的に迫る。

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