2020年に91歳で亡くなった少女マンガ家の花村えい子さん
少女マンガ家の花村えい子さんの期間限定ギャラリーショップが、11月22~28日にパリのパレ・ロワイヤルで開かれる。ショップでは、新しいコラボ商品やカラー原画のアートプリントが販売される。
花村さんは、1959年にデビューし、2020年に亡くなるまで約60年間にわたり活躍した日本の少女マンガのパイオニア。代表作に「霧のなかの少女」「不機嫌家族」「落窪物語」「源氏物語」などがあり、その美しいカラー原画は親子三代にわたり愛され続けている。また、フランス国民美術協会の展覧会で3度の受賞歴があり、国内外で高く評価されている。
今回のギャラリーショップは、パリ・パレ・ロワイヤル庭園内のGalerie 3m2で開催。会場では、花村さんのカラー原画を用いたアートプリントを販売。また、人気ブランドBrigitte Tanakaとのコラボによる、花村さんのイラストが刺しゅうされたオーガンジーバッグ4種や、スカーフ、缶バッジ、文房具など、多数のオリジナルグッズを取りそろえている。