11月15日放送の「徹子の部屋」に出演した小林愛実さん=テレビ朝日提供
2021年に開催されたショパン国際ピアノコンクールで4位に入賞し、同大会で2位となった反田恭平さんと昨年結婚した世界でも注目されるピアニストの小林愛実さんが、11月15日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。現在1歳の子どもの母でもある小林さんが出産や子どもについて語った。
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小林さんは3歳からピアノを始め、7歳でオーケストラと共演。9歳で国際デビューし、米ニューヨークのカーネギーホールで演奏するなど、“天才少女”と呼ばれた。
陣痛から出産まで2~3日かかった。「思っていたのと違いました。思ったようにいかないし、痛いし、つらいし。産んでからもすぐに授乳や世話が始まって、全然寝られない日が続く。ピアノを弾く方がよほどラクだな、世の中のお母さんたちは本当に素晴らしいなと思います」と出産や子育てについて語った。
子どもが生まれる前は、「ピアノがないと自分の価値って何だろう」「ピアノさえあればいい」と思い、孤独を感じることもあった。
いまは、「ピアノと同じくらい、もしくはそれ以上の存在ができたことによって、孤独じゃなくなった。自分が生きていく、生きていなければいけない存在ができて、自分の人生も180度変わって、いろんな感情が生まれるようになった」と話し、「子どもには感謝です。いろんな経験をさせてもらえて、生まれてきてくれてありがとうと思う」「この子のためなら自分はどうなってもいいやって思える、この感情がすごいなと感じます」と話した。
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